こころの内省日記

内省を通じて、どのように”こころ”が変わりゆくかを綴った日記です。

自己受容への第一歩

今日は総じてやる気が出ない一日だった。

午前中はとにかく心地よいと感じることを行うようにしましょう。臨床心理士の方から、このようにアドバイスをいただいた。だから、朝起きてからは、毎日本を読む時間を設けている。私は本を読むことが大好きなのだ。興味が湧く分野の、いろんな知識をつけることに快感を得るからだ。

今日も朝、ゆっくりと本を読もうと思ったが、どうも意識が別のものに吸い取られる。休職関連の手続きのことだ。やらなければ、と思うが、面倒な手続きもあり、億劫になる。余計に神経が使われるようだ。


昨日の夜考えていた、今日やることは全て片づけられた。いつもの自分では、この段階で自分をほめることは一度もなかっただろう。だが、私は変わりたいのだ。自分のこの弱っちい精神を鍛えたいという思いがあるのだ。だから、自分をほめてあげようと思う。ちゃんとやろうと思ったことを出来て、えらいぞ自分、と。

 

だが、今日の昼間は、気づけば眠りに落ちていた。なぜこんなに昼間に眠気が襲うのだろうか。そして、やる気の出ない自分に少しばかりか、かなり嫌気がさす。そのマイナスな感情が頭を覆うような感覚に陥る。

 

人間、やる気が出ない時はあるものだ。だからそんな自分をも受け入れることが大事だ。なかなかこの理論をいつも思い出せない。

どんな自分も、事実を事実として一度受け入れること。

自己受容には、まずこのステップがもっとも重要なことだ。これからも、この理論は意識していこう。壁に書いておこう。

 

夜はラーメンを食べた。一風堂の博多ラーメンだ。
博多ラーメンを食べると、いつも昔の幸せな記憶を思い出す。福岡のおばあちゃん家に帰ることが、大好きだった。優しいおじいちゃんおばあちゃんは、いつも私を受け入れてくれた。どんな私も受け入れてくれた。そんな、包容感が、私のこころをいつも潤してくれた。
博多ラーメンは、その時の暖かい気持ちをいつも彷彿させる。

 

家族とテレビ電話をした。今日は父の還暦の誕生日だ。
家族との会話は心地よい。心が満たされる感覚がある。

 

これからも、自分の心地よいと思う時間を大切にしようと思った。
自分がどういう時に心地よいと感じるか、ということにも目を向けていこうと思った。